第6章: まとめ
以上で簡単なインフラ, Webサイトの構築についてを終わります.
今回だけで以下の様なことができるようになりました.
- サーバー用OSの1からセットアップ
- ネットワークの基礎と公開サーバーへのSSH, それらの基本的なセキュリティ設定
- HTMLを配信するWebサーバーのセットアップ
- PHPとMySQLを扱うWebアプリの利用
- エラーが起きた際のログの読み方
また, これよりもう少しやるべきこととしては以下の様なことがあるかと思います.
- ログ取りの詳細な設定
- 更に厳しめのセキュリティ設定
- 複数サーバーでの運用
- ファイアーウォールの設定
- DoS攻撃対策
これらは省きましたが実際にインタネット上に公開する際はこれらまでをきちんと考えて行うと良いでしょう.
実際に今回学んだことを活かしてインターネット上に自分のサイトを構築してみるのも良いかもしれません. 私自身は自宅で使い古したノートパソコンをWebサーバー化して利用していますが物理環境がない人でも今はAWSやAzure, GCPと言った環境が利用できるのでためしてみると良いと思います. 以下におすすめのサービスを上げておきます.
- AWS
- Amazon運営のクラウド. 従量課金. アカウントを作って1年以内なら小さいインスタンスを無料で使える.またいろいろな企業が使っているので使えるとプラスになるかも?
- さくらのクラウド
- さくらインターネットによるクラウドサービス. 1時間単位の課金なので勉強のために1日だけ借りるとかもできて良い.しかも日本製なのでドキュメントが全て日本語というところもよい.
- ちなみに勉強会やOSCなどに出向くとさくらインターネットが出展していてそこでクラウド2万円クーポンなどがもらえるのでゲットすると良いかも.
- Google Compute Engine
- Google製のIaaS. AWSより性能が高いという噂を聞いたりする